国際交流基金50周年記念
JOIプログラム アラムナイ ネットワーキングイベント実施報告
経験者の繋がり強化に向けて
2022年9月10日(土) 国際交流基金にて「国際交流基金50周年記念 JOIプログラム アラムナイ ネットワーキングイベント」を開催しました。
米国からはプログラム立ち上げに携わった丸山真理氏、日本国内からは30名の経験者(以下、アラムナイ)とオンラインからは米国含む海外から6名のアラムナイの参加がありました。その他、過去にJOIプログラムを担当した国際交流基金職員や、第三部では外部ゲストをお招きし、大変有意義なイベントとなりました。
イベント内容は以下のとおりです。
<第一部>
-基調講演「ネットワーキングから生まれる新たな可能性」:丸山真理氏
-座談会「JOI参加のその後、アラムナイのこれから」:丸山真理氏及びアラムナイ
<第二部>
-アラムナイ情報交換会
-JOIプログラム向上のためのプロジェクト検討会
<第三部>
-懇親会
当日のハイライト動画はこちらからご覧いただけます。
第一部
基調講演
JOIプログラム立ち上げに携わった丸山真理氏にご登壇頂き、「JOI誕生の歴史や変遷」とともに、「JOIプログラムの重要性(米国における日本理解の促進が市民レベルで行われることがいかに大事か)」をお話しされました。そのほか、派遣当時のことを振り返り、アラムナイ同士で話す時間も与えられ、丸山氏が実施した派遣前研修や夏期研修について思い出されるシーンもありました。丸山氏の発言やプレゼンテーション内容に、当時を振り返りながら笑ったり、大きく頷いたりするアラムナイが多くいました。



座談会
JOIプログラムの経験を活かしながら異なるキャリアフィールドで活躍するアラムナイ5名に登壇して頂きました。冒頭の自己紹介では、それぞれ仕事やプライベートにおいて国際交流や多文化共生、日本語教育などの幅広い分野で活動していることを語ってくださいました。
その後丸山氏より、派遣当時の体験や帰国後の活動等について、いくつかの質問が投げられました。オーディエンスからの質問もあり終始アットホームな雰囲気の中行われました。






第二部
情報交換会
派遣期や派遣先が異なるアラムナイ同士の繋がりを強化させるため、参加者の派遣州エリアが近い方、現在住むエリアが近い方同士で小グループを作り、米国での生活や現在の居住エリアでのおすすめスポットなど、ざっくばらんに話してもらう時間を設けました。



それぞれのグループに分かれる前後ではアイスブレイクを行い、それぞれに盛り上がりをみせました。


JOIプログラム向上に向けたプロジェクト検討会
2002年に開始してから成長を続けるJOIプログラムの現状と課題を伝え、今後より良いプログラムにするためのアイディアを募りました。「JOIプログラム説明会」や「コーディネーターのスキルアップ」、「オンラインを活用した米国へのアウトリーチ」の3つのテーマに分かれグループでの意見交換をした後、各グループで話し合った内容の発表を行いました。



第三部 懇親会
今後のネットワークのさらなる強化のための懇親会を行いました。期を超え、派遣地を超え、現在の活動を超え、アラムナイメンバーの繋がりを強化する貴重な機会となりました。プログラムの一部として、20年を振り返るビデオ、共催団体であるローラシアン協会の米国スタッフからのビデオメッセージ映像投影やビンゴ大会を行いました。終わりには17期からの歌と演奏で温かなムードで会を締めくくりました。





