コーディネーターの
現地レポートCoodinator Report

スキーリゾート

ロッキー山脈に沿うように位置するコロラド州は一年中アウトドアスポーツが盛んで、他州からアウトドア好きの方が移住してくるほど。皆さんご存知の日本生まれのアウトドアショップMont-bellがアメリカで唯一コロラドに出店していたり、平野歩夢選手をはじめとするオリンピック選手が強化合宿に訪れたりすることからも、どれほど有名かが伺えます。特にウィンタースポーツは人気が高く、壮大なコース・良質なパウダースノーが降ることで知られており、Vail・Aspen・Breckenridge・Keystoneなどを代表とする30カ所近いスキーリゾートが点在しています。スキー・スノーボードはもちろん、スノーチュービングやスノーモービング、犬ぞりなんかも体験できるリゾートがあります。

ここで一つネックなのが、リフト券が一日200ドル前後するということ(時期とリゾートによる)。金持ちの娯楽かと諦めそうになった方、朗報です。実はEpic Passという世界8カ国66カ所で利用できる世界最大の国際的なシーズンパスがあり、コロラドには利用可能なリゾートがたくさん。ウィンタースポーツ好きのマストアイテムで、なんと日本の白馬バレーやルスツでも利用可能なため、それを目的に訪日を検討している知人も多くいます。今シーズンの販売は終了しましたが、来シーズンに向けてぜひチェックしてみてくださいね。

リゾート外でも楽しみ方はいっぱい！

リゾート以外でも冬のアクティビティは盛り沢山。先日はロッキーマウンテン国立公園へハイキングに行ってきました。同じ場所とは思えないほど四季で顔を変える山脈。春夏は青々とした新緑、秋は紅葉が美しく、冬は一面雪化粧した白銀の世界が圧巻です。滑るのでスパイクを装着するか、もしくはスノーシューやスキーを履いてハイキングを楽しむこともできます。国立公園に限らず、山岳部は湖や滝も凍りついているため、そこでアイスフィッシングやアイスクライミングをしたり、野外リンクでアイススケート・ホッケーを楽しむこともできます。

番外編

腹が減っては戦ができぬ。ということで、アクティビティでのもう一つの楽しみが、地元で有名なバーやレストランに立ち寄ること。コロラド州はクラフトビールが有名で、至る所に品質の高い醸造所があり、たくさん汗をかいた後の一杯は格別です。最近スキーに行ったKeystoneやVailでは、人気のピザ屋で舌鼓を打ってきました。リフトで乗り合せた人と気軽に話すことも多い、とてもソーシャルな国アメリカ。そんな時、地元の方にお勧めのお店を聞いてみるのも、次の冒険のきっかけになるかもしれませんね。