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アメリカの文化と祝日

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 ミシシッピの強い日差しが和らぎ、蒸し暑い夏がようやく秋に代わる10月、こちらの人はいそいそと買出しに出かけ、窓の飾りつけを始めます。そう、アメリカのイベントシーズンの始まりです!10月のハロウィーン、11月のサンクスギビング、12月のクリスマスと、秋から冬にかけて楽しむことがたくさんあるので、今回はその紹介をしたいと思います。

日本でもおなじみハロウィーン

 アメリカの家は広い庭があり、ハロウィーンの飾りつけもとても手の込んだものを見ることができます。ホストサイトの大学では、事務室の飾り付けコンテストがあったり、当日に子どもたちを招待して仮装した職員たちがお菓子を配るイベントも行っています。

 そして日が暮れた夕方、近隣の家をまわる子どもたちは、トラックの荷台に乗って家をまわっていました!効率と安全のためでしょうか?!しかしお菓子を配る家は年々減ってきているようで、私の町は想像していたよりも静かなハロウィーンでした。

「サンクスギビング」とは?

 サンクスギビングは11月の第4木曜日に祝われる、アメリカ入植と深い関わりのある祝日です。金曜日も祝日となるので、多くの人は火・水曜から休暇を取り、長めのブレイクを楽しみます。実は歴史をたどると深い話につながるのですが、現代の定番の過ごし方は、家族で集まって沢山美味しいもの(メインは七面鳥!)を用意して食べて、アメリカンフットボールを観るというものです。

 私はスーパーバイザーの家族と友人家族の大きなグループに誘ってもらい、レンタルホリデーハウスで過ごしました。ゆったりとした時間に南部独特の料理も食べることができて、とても心地よい良い時間でした。「家族で過ごす」がキーワードなアメリカ。親戚と集まって楽しく語らう風景にはとても心が温まります。

アメリカのクリスマスと新年

 そして12月のクリスマス。街灯や公園にクリスマスのイルミネーションが灯り、大量の赤と緑のケーキやクッキーがスーパーに並びます!旅行に行く人も多いですが、家族で過ごす人もやはりとても多いです。ホストサイトは22日からお休みだったので、私はこの休暇を利用してニューヨークとワシントンD.C.へ旅行に出かけました。移動が減るクリスマス当日や大みそかが飛行機などのチケットの狙い目です。大都会の街並みと、行きかう人々の様子から、南部とはちがうアメリカの新たな一面を垣間見ることができました。そしてアメリカの新年の仕事始めは1月2日。正月三が日に慣れている私は少し慣れが必要です…!

プレゼントを返却しても大丈夫!?

 アメリカで驚いたことは、プレゼントをあげるときに相手にレシートも一緒に渡すことです。気に入らなければ返金してもらってね、という自由なスタイル!お店側も返金に簡単に応じてくれます。クリスマスの時期の返品はすごい数になっているはず。スーパーの日用品も、食品でさえレシートがあれば返品できてしまうアメリカの文化には本当にびっくりです!

この記事を書いた人
梅原瑞喜
第20期 / クリーブランド / デルタ州立大学
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