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アメリカ人からみたフェニックスとガーデン

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暑さが猛威を振るっていた夏とは打って変わり、ポカポカとした陽気が続くフェニックス。暖かい日差しを求めて他州から引っ越してくる人はいまだ多い。ホスト先であるJapanese Friendship Garden of Phoenixの同僚たちもまた違う州で生まれ育った人が大半を占めている。

今回は同僚であり友人のMr. Corey Strawhun(以下、コリー)との会話を通して、フェニックスの街やガーデンについて話していきたい。

フェニックスは自転車天国!?

CaliforniaのLos Angelesから北に5時間ほどのLompocという小さい町で育ったコリー。Lompocの気候は穏やで道端には色とりどりの花が咲いていたという。坂が多く、太平洋が近いせいか、時折強く湿った風がふく。それでも夏は45度を超えるフェニックスの気候に比べると過ごしやすかったという。

「1995年にフェニックスに引越してきたんだ。父親の仕事の都合で引越しは慣れていたが、まさか、このフェニックスにこんなにも長く住むなんて思わなかったね。」

日本でも親の会社の都合で引越しを余儀なくされる転勤族なるものが存在するが、家族や地元を大切にするここアメリカでも同じような家庭があることに驚いた。 

フェニックスでの暮らしはとても満足しているとのこと。ガーデンへ自転車通勤する彼曰く、フェニックスは自転車乗りに優しい街設計がなされ、将来的にさらに整備されていくそう。また、細かい水路も多く、その両岸は歩行者やランニングする人に利用されている。

アメリカ人からみたガーデン

そんなコリーは今やガーデンで欠かせない存在となっている。2022年の8月にボランティアコーディネーターとして入社し、現在は会計や人事、オフィス業務をすべて一任されるまでになった。誰に対しても平等に接し、助けが必要な人がいればいち早く駆けつける彼の姿は日本人以上に日本文化を理解しているように時たま思える。ガーデンは夢のような職場だと語る彼はこう続けた。

「日本文化は毎日が新しい発見の連続で、終わりが見えないよ。日本語を聞くのも楽しいし、将来的にはもっと理解できるようになりたい。フェニックスの人たちが新しい文化を学ぶ場所として、その一端を担っているというのはとても誇らしい気分だ。」

最初は、仕事のミスや日本文化を知らないことによる遠慮があったが、今は意識的に日本人スタッフともコミュニケーションをとっている。それは、日本人の優しさや他者を敬い、許す文化に気づけたことが大きいと付け加えた。

コリーの休日

休みの日の話になると急に勢いよく話し始めた。

「リュックに食べ物、ゲーム、本を詰め込んで、適当に自転車を走らす。それで野外コンサートに行って、羽目を外すんだ!」 そんな休日を過ごしたいけどね。と、真剣な顔をしてジョークを飛ばす彼のユーモアについていくことは至難の業だ。実際はファーマーズマーケットに出かけたり、ハイキングに行ったりと静かに過ごすという。フェニックスは意外にもハイキングも有名だ。市内にも初心者から上級者まで楽しめる岩山Camelback MountationやPiestewa peak等があり、頂上から見渡す景色は壮大である。

コリーとの会話を通して、新しいフェニックスが発見できたような気がする。車移動だけでは目に入らない街や人の流れを知れたのは大きな気づきであった。さらに、職場のアメリカ人から「アメリカで日本人と働くこと」への率直な思いは勉強になった。彼のようなローカルなアメリカ人がいるからこそ、ガーデンが通常通り営業できている点について心にとめて日々邁進していきたい。

この記事を書いた人
山本 将大
第19期 / フェニックス / ジャパニーズ・フレンドシップ・ガーデン・オブ・フェニックス(鷲鳳園)
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