サステナビリティへの取り組み
- 活動

こんにちは、ウェスタンカロライナ大学(ノースカロライナ州カロウィー)に派遣されている19期 JOIコーディネーターの岡村 奈々花です。今回はサステナビリティへの取り組みについて紹介します。
Japanglish Clubの設立
派遣先の大学では2022年の秋学期から現地学生と日本からの留学生との交流の場、またお互いの文化や言語を学び合える場を作るべく、学生たちと一緒に「Japanglish Club」というクラブを立ち上げ、活動を開始しました。現在、クラブには合計60名ほどの学生が所属しており、毎回イベントに参加する学生が25名前後、都合の良い時に参加する学生が20~30名程度います。日本語を学習している現地学生や日本からの留学生のみならず、彼らの友人や他の国からの留学生、またその友人など人伝いに参加してくれる学生も多くいます。
活動は最低月に2回と決め、学期のはじめにその学期分の活動日と各回のテーマ、担当の学生を決めています。2023年春学期には、「Cosmetology 101」「Crossover Karaoke」「Japanese Calligraphy」「To make the world kinder」「Anime Night」「Jeopardy!」「Cosplay 101」などのイベントを行い、毎回25名以上、多い時には50名以上の学生が集まりました。 今後も学生たちが自分たちの興味・関心のあることについて共有し合い、学び合う場になれば良いと思います。

(2023年3月撮影)
Sylva Japan Festの開催
約2年間の活動の集大成として、地域初の日本祭り「Sylva Japan Fest」を開催しました。会場の手配やチラシ配り、グッズ作り、ゲームコーナー作りなど、すべてが初めてのことでとても大変でしたが、とてもやりがいがありました。
30名程度のボランティアの学生を始め、2名のスーパーバイザーにはたくさんサポートしていただいた他、これまで活動をしてきたK-12(幼稚園の年長~高等学校までの教育機関)の関係者や地域の方々にもご協力いただいた場面が多々あり、この日本祭りの開催は2年間の集大成として相応しいものであったと思います。
お祭り当日は、ジョージア州アトランタから在アトランタ日本国総領事館の方々にもご来場いただき、300名程度のお客様をお迎えしました。来場者数から見ても、人口2,600名程度の町としてはかなり大きなお祭りを開催することができたと思います。初めての開催ということもあり、当日の設営に予想以上に時間がかかってしまったり、運営面でドタバタしてしまったりと至らない点もありましたが、参加された皆様からのご意見をもとに来年以降、より良いものを提供できればと思っております。
来年以降、私自身はJOIコーディネーターとして活動することはありませんが、スーパーバイザーと日本語プログラムの学生たちが中心となって継続的にお祭りを開催していってくださるということですので、今後も「Sylva Japan Fest」にご注目いただけますと幸いです。

在アトランタ日本国総領事館の皆様と
(2023年4月撮影)