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ホストサイトでの活動

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ホストサイトであるMayville State UniversityでIntercultural Clubのメンバーと一緒にJapanese New Year Partyを行いました。

まず初めに、日本のクリスマスとお正月の過ごし方についてのプレゼンテーションをしました。その後、用意した7つのブース(絵馬、おみくじ、どら焼き、けん玉、こま、福笑い、書初め)を自由に回ってもらい、学生たちは日本の遊びや初詣体験をしました。

当日のデコレーションや準備は、学生たちに授業の空き時間に来て手伝ってもらいました。お正月に合わせてお餅などを提供できればよかったのですが、どのくらいの人数が来るかわからなかったので、今回はどら焼きを作りました。予め生地だけ作っておいて、イベント直前に早く集まってくれた学生と一緒に焼いたり、あんこを入れたりしました。以前、寿司のイベントをした時はなかなか新しいものに手を付けない人が多かったのですが、今回は一口サイズにしたので手に取ってくれた人が多かったように思います。初めてあんこを食べた人がほとんどだったと思いますが、「美味しい」と言って食べてくれて、参加できなかった学生にも持って帰っている子がいたので良かったです。

ブースで特に人気だったのはおみくじコーナーです。お菓子の箱と割りばしでおみくじ箱を作りました。これは来年以降、私が帰国した後にも使ってもらえるのではないかと思っています。おみくじの内容も私が考えて英語で作りました。神社の授与所や巫女さんの写真の前でおみくじを引いて、みんなで見せ合ったりして盛り上がっていたので、日本の初詣を再現できたように感じて嬉しかったです。

上司のAmyがプライズとして招き猫のステッカーとチャームを用意してくれたのですが、それが大人気でした。私は日本にいた時にはだるまやお守りはよく見ていましたが、招き猫にはあまり馴染みがなく、猫の上げる手と高さに意味があることを初めて知りました。日本では意識したことのなかったことが、こちらで意味を聞かれることがよくあるので、それを英語で説明できるようになるのが大変です。でも、新しい発見もあり、まさに自分の文化を見直すきっかけになります。

日本人が一人もいない大学ですが、私が帰国した後も、このイベントが開けるようにマテリアルを整理して残していきます。

この記事を書いた人
波多野 愛子
第19期 / メイビル / メイビル州立大学
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