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ミシシッピでオクラと出会う

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The Most Southern Place on Earth「地球の南の果ての地」

こんにちは!20期JOIコーディネーターの梅原瑞喜(うめばらみずき)です。
私の派遣先はアメリカ南部、ミシシッピ州クリーブランドという町にあるデルタ州立大学です。クリーブランドは人口11,000人ほどの小さな町で、ブルース音楽誕生の地として知られています。南部のおもてなしの心「サザンホスピタリティ」があり、知らない人にも手を振って挨拶をする優しい土地柄です。

大学の名前の「デルタ」は土地の呼称から来ています。ミシシッピ川に沿ったこの地域は周辺の群も含め一般的に「The Delta」と言われていて、多くの歴史的背景を有しています。アメリカ最大規模の綿花栽培によって発達し、公民権運動に深い影響を及ぼした文化的豊かさから「The Most Southern Place on Earth」と表現されることもあります。ミシシッピは今も黒人の割合が最も高い州になっています。

オクラが大学マスコット!?

デルタ州立大学は生徒数3,000人弱の比較的小さな大学ですが、ミシシッピ州で唯一航空学科があり、飛行機の操縦士の資格をとることができます。近隣に小さな飛行場があり、小型飛行機がよく上空を飛んでいるのをみかけます。また校内にはプラネタリウムもあり、こちらもミシシッピ州内で数少ない貴重な施設となっています。

しかし、私が思う最大の特徴は、大学のマスコットキャラクターです。なんとグローブを付けてファイティングポーズを取るオクラが私たちのマスコットです。その名も「ファイティングオクラ」!ファイティングオクラは非公式のマスコットにもかかわらず、公式マスコットを上回る人気を誇り、大学の学生証にも印刷されています。語り継がれる話によると、大学の野球場に刈っても刈ってもしつこく生えてくる野生のオクラがあり、それがアイデアの元になったとか。スポーツ試合の応援で強そうに見えるマスコットを作ろうということで誕生したそうですが、ユニークさと印象強さはどこにも負けていないと思います!

アメリカでの暮らし

私は大学の所有する家で一人暮らしをしています。この家は、短期間滞在する教授や研究者などが住める家のため、家具などは一通りついていました。アメリカサイズの冷蔵庫がうれしくて、ついつい買い込んでしまいます。スーパーではオクラが売っているので、南部流のスープを作っています。オフィスは道を挟んで徒歩1分と非常に近く、昼食を取りに帰ることもあります。歩くといえば、こちらではあまり歩道が整備されていないことに驚いています。そもそも車社会のため、歩く人はほとんど見かけないのですが、大通りでは高速で走る車の横を歩くことになってしまうので注意が必要です。しかし土地が平らなミシシッピでは美しい夕陽を見ることができるので、安全な道を探しては散歩を楽しんでいます。庭が広いアメリカの家は季節の飾りつけも多く、それらを見るのもとてもおもしろいです。

この記事を書いた人
梅原瑞喜
第20期 / クリーブランド / デルタ州立大学
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