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地域でのアウトリーチ活動

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「Ganbatte」を合言葉に

前回はホストサイト内での仕事内容について触れさせていただきました。今回はガーデンを飛び出した活動について書いていきたいと思います。

ここアリゾナ州では日本語の【頑張って!】を合言葉に活動する団体があります。その名も「Ganbatte」。日本のポップカルチャーであるアニメを筆頭にコスプレやCity Pop Musicさらには痛車などを通して日本文化を発信しているイベントグループです。代表のNicky氏によると『Ganbatteという言葉を使うことでお互いを高め合い、よりよいグループにしていこうという願いを込められて名付けた』とのことです。

この合言葉のもと、彼らは月に1回、地域のレストランやカフェと共同でイベントを開催しています。彼らのイベントは誰でも気軽に立ち寄ることができ、地元のアーティストが自らデザインした作品を販売・展示したり、アーティスト同士で交流したりする場となっています。まさに「Grassroots Outreach Activity」。

私は彼らのイベントを通して、私は日本文化を発信するブースを担当しています。ホストサイトであるJapanese Friendship Garden of Phoenixの宣伝もさることながら、けん玉やヨーヨー風船を体験してもらったり、国際観光振興機構(JNTO)からの冊子を配布したり、忙しくしています。本活動を通して、日本のポップカルチャーの盛り上がりを肌で感じながら、そこから深く日本について知ってもらう動機づくりができればと考えています。試行錯誤しながらも、とりあえずやってみるの精神でこれからも【Ganbatte】参ります。

音楽を通してExperience Japan

地域の美術館ともコラボレーションをする機会もありました。世界的にも珍しい、各国の楽器を集めたMusical Instrument Museum(通称MIM)でのアウトリーチ活動です。本ミュージアムは毎年日本の楽器に特化したイベント「Experience Japan」を開催しています。特にイベントの目玉であるKoshio組のパワフルな太鼓パフォーマンスは圧巻で、耳だけでなく、心が震えました。Koshio組の代表のKen Koshioさんは太鼓を通して日本文化を広める活動を10年以上しています。このような大先輩がいるからこそ、MIMのような大きなミュージアムでも日本文化に特化したイベントが開かれている理由かと思います。

本イベントの中では、着物の展示や書道・けん玉体験等のブースを出しました。お客様の中にはイベントを知らずに来場された方もいて、そのような人たちにも日本の音楽や楽器を通して日本文化を知ってもらういい機会となりました。また、ガーデンのツアーガイドがボランティアとして当日の運営を手伝う傍ら、MIM内でのツアーに参加し、より効果的なツアーの運営方法などを学びました。このイベントを通してアウトリーチするだけでなく、ホストサイトにも還元できるような経験ができたことはとても良かったです。

ホストサイト外での活動は移動や荷下ろし、ボランティアへのお願い等々、頭を悩ますことが多々あります。しかしながら、思いがけない出会いが新たなアウトリーチのきっかけになったり、地域への貢献になったりするので欠かせません。そんな一期一会を大切にして参りたいと思います。

この記事を書いた人
山本 将大
第19期 / フェニックス / ジャパニーズ・フレンドシップ・ガーデン・オブ・フェニックス(鷲鳳園)
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