IからWe、WeからThey – サステナビリティへの取り組み –
- 活動
早速ですが、みなさんは一日に何キロ歩きますか?厚生労働省の調査によると、成人男性の1日の平均歩数は8,200歩とのこと。歩幅を70センチとすると、5.7キロとなります。歩行距離なんて、JOIの活動と関係ないじゃないか、と思われた方も多いかと思います。ただ、実はこの歩行距離が私のホストサイトJapanese Friendship Garden of Phoenixでの活動において密接に関わっていることを今回のレポートで説明したいと思います。
先日3月18日、19日とガーデンで「Haru」というイベントが行われました。文字通り、春を祝うイベントです。二日間で約3,000人の方にご来園頂き、パンデミック後では一番集客率の高いイベントとなりました。私はJOIとして、ヨーヨー風船体験とTable For Twoさんとのコラボレーションである「お箸チャレンジ #Edamamechamp」を担当することになりました。
さらに、二年目ということもあり、スーパーバイザーとともに、イベント全体の管理を任され、文字通りガーデン内を縦横無尽に歩き回っておりました。具体的にはJOIブース運営の傍ら、ゲストスピーカーの補助、各種ベンダーのトラブルシューティング、さらにはお客様サポートまで、次から次へと降るかかる問題に対応しておりました。その結果、一日の歩行距離14kmという数字を叩き出しました。
いざ、イベントが始まると、全体の管理をしながら、JOIのブースを担当するのは不可能なことに気づきました。自分一人ではできることは限られております。ガーデンのスタッフとしてイベント管理に携われるのは貴重な経験でありますが、せっかくのアウトリーチの機会を逸しているのではないかと歯痒い思いをしている自分がいました。そこで、日頃から仲良くしてもらっているCut & Pasteという団体にヨーヨー風船を一緒にやってもらいました。また、ボランティアコーディネーターと話して、お箸チャレンジをボランティアとともに運営して乗り切りました。


自分(I)だけでなく、やり方を教え、30分程度一緒(We)にやれば、ボランティアも要領がわかってきます。そのあとは彼ら(They)に任せ、自分は自分の仕事に集中しました。その結果、イベントもJOIブースも大盛況で終えることができました。これも一つのアウトリーチの方法だと思っております。自分がいなくてもそのブースが回るよう運営できれば、より大規模なアウトリーチ、イベントの開催が可能になります。今回の成果を夏の七夕まつりでさらに爆発させ、大きなものにしていきたいと思います。
