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寒くて温かい街、メイビル !

こんにちは !ノースダコタ州に派遣中の19期JOIコーディネーター波多野愛子です。ノースダコタはアメリカ大陸の真ん中、カナダとの国境に面しています。
空港のあるファーゴから北に車で1時間のところにある、メイビルという小さな街に住んでいます。ハイウェイの道のりはひたすら大豆、コーン、ひまわり畑です。
ノースダコタの気候は夏は暖かくなりますが、冬はとても寒いです。特に12月以降は毎日最高気温が氷点下で、私の経験した一番寒い日はマイナス31℃です。。そんな寒い地域ですが、地元の人たちは本当に温かい人が多く、田舎ならではの距離の近さを感じています。
車を買う前は近くのスーパーまで歩いて買い物に行っていたのですが、スーパーで出会ったご夫婦が家まで車で送ってくれたり、地元の人とレストランに行けば、大体みんな知り合いで私のことを片っ端から紹介してくれます。皆さん温かいので、普段から困ったことがあれば誰かが助けてくれるという安心感があります。

アットホームなキャンパス

派遣先のメイビル州立大学は総学生数が1200人ほどでクラスのサイズも平均13人と少人数教育が特徴のアットホームな大学です。歴史あるレンガ調の可愛いキャンパスです。
スタッフもメイビル出身の人が多く、先生も学生もスクールカラーの青を身に着けていたり、普段から大学のパーカーを来ている人がとても多く、メイビル愛にあふれています。
そして私もそんなメイビルファミリーが大好きです。スポーツのためにほかの州からメイビルに来る学生も多く、特にフットボールの試合は盛り上がります。私はOffice of Diversity & Inclusionという部署に所属しており、オフィスは図書館の中にあります。
上司のAmyがマネージャーをしているIntercultural Clubは色んな州からの学生が所属しており、毎週木曜日の夜に文化交流やゲームを楽しんでいます。寮に住んでいる学生が多いので、部活の後にシャワーを浴びてから夜7時半ごろ集まる学生たちのクラブ活動やイベントは日本の大学とは少し違うと思います。

 一人暮らし

私はキャンパス内の大学寮のディレクターズルームを借りて、一人暮らしをしています。広いキッチン、リビングと分かれてベッドルームバスルームがあり、家電などもすべて揃えていただいて、オフィスまでも歩いて2分という恵まれた環境です。
冬は特に車の雪かきが大変なので、キャンパス内に住めて本当に良かったです。メイビルは州立大学があるとはいえ、とても小さな町です。車で5分くらいのところにスーパーがありますが、日本より小さいくらいで、少し高いです。いわゆるアメリカの大型チェーンのWalmart、Target、Walgreensなどがないので、買い物は週に一回くらい大きい街まで車で50分くらい運転します。
一人暮らしも田舎暮らしも、ましてや雪の上を運転するのも初めてで、毎日がチャレンジですが、小さい積み重ねが自信につながっています。
沢山の方にサポートしていただいているので、自分の活動を通して皆さんに恩返しができるよう頑張ります。

この記事を書いた人
波多野 愛子
第19期 / メイビル / メイビル州立大学
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