JOIとしてコミュニティに残せること
- 活動
ネブラスカ大学リンカーン校に派遣されて早くも2年が過ぎようとして任期の終盤にかかっています。1年目はとにかくより多くの人に会うことを目標に種をまき、2年目は1年目の活動をもとに余裕をもってさらに広範囲にアウトリーチができるように努めました。
派遣先では、以前のブログでも書きましたが「人と繋がって・繋げること」を意識して活動を行っています。活動中、思いがけない出会いがJOI活動の発展につながることがあります。例えば、これまで、知人を通してアウトリーチを紹介してもらえることなどもありますが、ステーキ屋さんでたまたま隣の席に座っていたご夫婦の奥さんが現地の小学校の先生をしていてアウトリーチすることになったこともあります。一つ一つの出会いに感謝です。
今回は、中でも実現できてよかったと思ったイベントについてご紹介します。地域のイベントでは、派遣先のリンカーン校には、日本人学生団体が現在ないので、ボランティア学生を募るだけでなく、リンカーンから1時間離れたネブラスカ大学オマハ校のFriends of Japanの学生さんたちとコラボをして地域の日本祭等でソーラン節や炭坑節などを踊ったり、日本文化のテーブルを出展して活動してきました。
さらに、特に2年目の今年2月には、リンカーン校、オマハ校の学生さんに加え、カーニー校の学生さんとコラボをすることができました。リンカーンから2時間離れたネブラスカ大学カーニー校では、日本人学生団体(JAK)主催で「日本祭」が毎年行われます。カーニー校の学生方で毎年大変人気な日本祭をしっかり企画・実施をされているのですが、今年は、リンカーン校の学生さんに声をかけてまたオマハ校のFriends of Japanの学生さんたちと一緒にコラボをして当日だけの助っ人ではありましたが「日本祭」を現地アメリカ人と日本人の学生と一緒に盛り上げることができました。
同じ大学の傘下であっても場所が離れていてなかなか一緒に活動をする機会がなかなかなかったので、各校で活躍される学生さんが力を合わせて交流する良い機会となりました。学生さんと一緒に活動するたび、本当に元気と笑顔をもらっています。そして今後もこういった交流が続き発展することを祈っています。

他、JOIの任期終了に向けて、以下の事を目標に残りの数カ月の活動を続けていきたいと思います。
・訪問先のこれまでアウトリーチをした教育団体・コミュニティセンターなどのコンタクト先リストを共有
・キャンパス内で例年実施または携わったイベントで必要なマテリアルとノウハウを同僚に伝える
・派遣先の大学や他日本に関係するイベントに携わるコミュニティの方々にマテリアルを寄付
・日本文化に関するイベントを実施することに興味のある派遣先の学生さんに対して過去のイベントなどのアイディアを共有