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食、音楽、人々の温かさに触れられる街メンフィス!

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サザンホスピタリティ、音楽、BBQ!

こんにちは!テネシー州メンフィスに派遣されているJOI19期の山岡舞花です。私はメンフィス大学とメンフィスボタニックガーデンの2つの組織に派遣されています。メンフィスはテネシー州第2の都市で、ミシシッピ川に面し、気候は東京と似ていて、夏は蒸し暑く、冬は時々雪が降ります。アメリカ南部の文化が残っている街と言われ、人々は温かくフレンドリーでサザンホスピタリティ(アメリカ南部のおもてなし)が感じられます。それから、メンフィスと聞くと「音楽の街」を連想する人が多く、かの有名なエルヴィス・プレスリーの故郷です。ソウルやブルース、ロックなどが花開いた街には、ビールストリートという通りがあり、毎日ライブミュージックが楽しめます。

そして、メンフィスで忘れていけないのが、BBQです。日本でBBQと聞くと、屋外で肉や野菜を焼く光景を思い浮かべますが、こちらのBBQは主にリブなどの肉に味をつけて焼いた料理のことを指し、骨つき肉や、それをほぐした肉を挟んだハンバーガーなどが人気です。市内には老舗店がたくさんあり、地元の人と「どこのBBQが好きか」話すのが楽しいです。そのほかにも、国立公民権博物館(キング牧師が暗殺されたモーテル跡地)や、FedExの本社、NBAチームのメンフィス・グリズリーズがあることで有名です。

文武両道の大学と日本庭園のあるガーデン

私の派遣先の一つであるメンフィス大学は、1912年に創立された州立大学で、文理様々なコースを提供する総合大学です。大学スポーツも盛んで、バスケットボールやアメリカンフットボールの試合日には、学生だけでなく地元の人もこぞって、大学カラーである青色の服を着て盛り上がります。私のオフィスがあるStudy AbroadOfficeでは日本を含む世界各国から留学生を受け入れており、私も日本人留学生のサポートや日本への留学プロモーションに携わったりしています。また、メンフィス大学の外国語学部には日本語学科があり、多くの学生が日本語を専攻しています。毎週のランゲージテーブル(言語交換テーブル)には日本語学ぶ学生が多く集まり、彼らに向けた日本文化イベントを行ったりしています。

もう一つの派遣先であるメンフィスボタニックガーデンは大学の近くに立地し、96エーカーの広大な土地に30種類の庭園があります。特に大きな面積を占めるのが、日本庭園である「静寂園」で、池や橋、竹林など、訪れる度に日本を感じることができます。メンフィスボタニックガーデンでは、日本庭園のリノベーションについて話し合ったり、地域の学校やクラブに向けた日本文化クラスを行ったりしています。

プライベートでも草の根交流!

派遣後3-4ヶ月は、日本人のお宅にホームステイさせていただいていましたが、いまはアメリカ人のルームメイトと二人暮らしをしています。オフィスまでは車で15分程度、スーパーも近くにいくつかあり、生活には困りません。部屋探しは簡単ではありませんでしたが、大学のインターナショナルサークルで知り合った友人のおかげで、今のルームメイトと出会うことができました。交友関係を広げておいてよかったと本当に思います。現地のルームメイトがいると、「●●を直したいのだけど、どこに行けばいい?」など、生活の些細なことも質問できるのでいつも助かっています。ルームメイトは私が住み始めてから日本語に興味を持ってくれて、いまでは家でお互いの言語(日本語&英語)を教え合っています。その他プライベートでは、なるべく友人を作ろうと思い、大学の集まり等に積極的に出るようにしています。そこで出会った友人に寿司の作り方を教えてあげたり、プライベートでも草の根交流を楽しんでいます!

この記事を書いた人
山岡 舞花
第19期 / メンフィス / メンフィス大学・メンフィスボタニックガーデン
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