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Sunflower State = Kansas

  • 生活

私の派遣州は、アメリカのほぼ真ん中に位置しているカンザス州です。Sunflower Stateと呼ばれるように夏場のひまわりがとてもきれいで象徴的です。グレートプレーンズにあるカンザス州は土地が平坦で、限りなく広がる大草原がカンザスの魅力の一つとも言われています。小麦やトウモロコシなどの耕作地が広がる田舎もあれば、都会も融合したとても住みやすいところです。ジャズ、バーベキュー、噴水で知られる「K.C.」と呼ばれるカンザスシティは創造力に満ちた街で、ショッピング、レストランやカフェ、バー、ミュージアムなど満喫できます。また、カンザス州はオズの魔法使いの主人公ドロシーの故郷としても知られています。オズの魔法使いの中の「Toto, I’ve a feeling we’re not in Kansas anymore.」というセリフから、「not in Kansas anymore」という慣用句表現が生まれたそうです。「もはや、穏やかで安心できる環境ではない」という意味を言い換え、カンザスは穏やかで安心できる場所ということになります。ボランティア精神あふれる州1位に選ばれたことがあるカンザス州には心温かい人々が集まり、穏やかな場所であることを日々の生活の中で実感しています。

カンザス州を代表する州立大学

私はカンザス大学の「Center for East Asian Studies」という部署に派遣されています。キャンパスはアメリカの「ベスト・カレッジ・タウン」として有名なローレンスという美しい町に位置しており、学生たちの活気に溢れています。大学はとても広く、綺麗で、まるで一つの町のように大きいです。キャンパス内は主要な研究施設だけでも80を超え、図書館、美術館、特に自然史博物館は、全米屈指のもとして評価が高いです。スポーツの強豪校としても全米的に有名で、とくにバスケットボールの試合は盛り上がっています。私の職場には素晴らしいバックグランド持った4人のプロフェッショナルメンバーがおり、東アジアの言語や文化を大学内外関わらず、K-12(幼稚園~高校)でのアウトリーチ活動や教育関係者へのワークショップなど様々な分野で幅広く活動しています。これから二年間、素晴らしいチームの一員として共に活動できることを嬉しく思っています。

My new life in Kansas

私にとってアメリカでの長期生活は2度目なので、アメリカでの生活全般や車の運転など、スムーズに始めることができています。初めの一カ月間はスーパーバイザーのお宅にホームステイをさせていただき、その後シェアアパートメントで3人のアメリカ人女性と楽しく生活をしています。日本料理を作った日にはルームメイト達にも食べてもらうなど、プライベートでもちょっとしたアウトリーチを楽しんでいます。またアパートメントにはジムやプールの設備が整っているため週2~3回程度、仕事終わりにジムやプールに行き、日々の体調管理にも心掛けるようにしています。職場まで車で10分、スーパーには2分、ダウンタウンまで5分という立地にも恵まれており、生活しやすいです。ホリデーシーズンなど休みの日にはアメリカ各地にいる友人に会いに行くのを楽しみにしています。

この記事を書いた人
久冨淑恵
第20期 / ローレンス / カンザス大学
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